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VTIとVYMの分配金の利回りについて~リーマンショック時の分配金の回復期間~(その2)

先日、VTIとVYMの分配金の利回りについて、グラフを載せ、いつ投資しても投資時点の利回りは同じだと説明しました。しかし、どちらもリーマンショック時は減配され、回復まで時間がかかりました。どれくらいかかったのか見ていきたいと思います。

分配金の再投資が無い場合

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上記、グラフは投資金額に対する分配金の利回りです。ともに3.5年~4.5年で分配金を回復させています。

分配金の再投資がある場合

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この場合だと、VTIが4年でVYMが3年になりました。

分配金の回復期間の検討というお題からはそれますが、3~4年がポートフォリオを完成させる期間の一つの目安になることが導き出されます。

(取引値の推移)

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また驚きですが、分析期間でYVMの分配金が最も少なかった2010年の分配金利回りは2.8%とかなり低い数値(以下のグラフ参照)となっていました。しかし、その後の取引値の回復以上に分配金が回復し、分配金の利回りが上昇しました。ここから今の分配金利回りが高いからといって割安であるとは言い切れないという事がわかります。

(分配金利回り推移)

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結論

今回は、減配からの回復という視点で分析を行いました。

結論としてはVYMの回復が早い事がわかりました。また、その分析の過程でVTIよりVYMの方が、景気が悪化した場合、減配率が高い事がわかりました。さらに現在の分配金の利回りが高いからと言って割安とは言い切れない事がわかりました。ポートフォリオを構築する期間が3-4年が妥当だとわかりました。

次にリーマンショックから回復したのち現在に至るまでVTIとVYMの分配金の上昇率はどちらが高いのか気になります。次回は、この点について分析していこうと思います。