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VTIとVYMの分配金の利回りについて(その1)

私は米国株は売却を前提とせず、リターンは分配金のみの前提にたって投資しています。その視点でVTIとVYMについて分析してみます。

VYMは2006年に作られたETFなので、年間のデータがそろい、リーマンショック直前である2007年をスタートにした分析にします。

基礎データ(価格と分配金推移)

VTI

  年始価格 分配金

分配金

増減

分配利回り
2007 70.57 1.30   0.5%
2008 72.60 1.26 -3% 1.8%
2009 44.88 1.11 -12% 2.8%
2010 56.86 1.15 4% 1.9%
2011 65.36 1.23 7% 1.8%
2012 65.41 1.56 27% 1.9%
2013 74.53 1.67 7% 2.1%
2014 95.76 1.87 12% 1.7%
2015 106.49 2.07 11% 1.8%
2016 102.58 2.22 7% 2.0%
2017 116.15 2.34 6% 1.9%
2018 137.75 2.60 11% 1.7%

VYM

  年始価格 分配金 分配金増減

分配

利回り

2007 51.72 1.36   0.3%
2008 50.46 1.44 6% 2.7%
2009 34.38 1.17 -19% 4.2%
2010 38.50 1.09 -7% 3.0%
2011 42.48 1.33 22% 2.6%
2012 45.68 1.59 20% 2.9%
2013 50.56 1.75 10% 3.2%
2014 61.72 1.91 9% 2.8%
2015 68.73 2.15 13% 2.8%
2016 65.95 2.21 3% 3.3%
2017 76.17 2.40 9% 2.9%
2018 85.92 2.65 10% 2.8%

配当利回の推移の比較

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結論

VTIは1.8%~2.5%で推移しており、2%を超えていると配当利回りの観点からは割高感はありません。一方でVYMは2.6%~3.5%で推移しており、3.1%を超えていると割高感はありません。割高感がないときであれば、いつ投資しても大きく変わらず、むしろ早くに多くの金額を投資した方が一見いいような結論が導き出されます。

注意点

但し、1点注意が必要です。それはこれから説明することです。

2009年はVTI・VYMが大きく減配しているのにも関わらず、配当利回りが上昇しています。これは、減配以上に価格が大幅に下落した事に起因します。このため、2007年に投資分からみると2009年の価格の下落は機会損失になります。では、どれくらい損したのか、またそれはどれくらいで回復し、2018年末時点ではどうなったのかを次回に見ていきたいと思います。