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定期積立による投資を超える積立方法について

 私は、米国の連続増配銘柄やVTI・VYMについて、積み立て投資を行っています。他の米国株ブロガーも積み立て投資を行っている方は散見されますが、ほとんどの方が株価にかかわらず月50万を積み立てていますっていう方のように感じます。おそらく積み立て投資をされている方は株価変動のストレスを減らし投資額を増やす事が目的なんだと思います。では、この目的を達成するため他の方法がないのかというと、そうではないと思います。きっと、あらかじめルールを定め機械的に追加投資が出来ればもっと効率的に目的を達成できるのではないと思います。では、その方法の検討と、S&P500に投資した場合の長期のリターンについて各方法ごとに比較していきたいと思います。

積立投資の種類について

 色々と積み立ての方法はあるかと思いますが、簡単に思いついた方法を記載します。

 ①毎月、定額の積み立て投資を行う(以下、定期積立)

 ②基準額を定め、定めた金額を下回ると基準値と評価額の差額を追加投資を行う(以下、基準値積立)

 ③初年度に一括投資を行い、追加投資は行わない方法(以下、一括投資)

 なお、投資を始めた時期によってそれぞれリターンが異なってくると思うので、それぞれの方法について「単純に25年前の1994年から始めた場合」と「逆イールドが発生した1998年から始めた場合」についても比較していこうと思います。

 

リターン比較

リターンの前提

  ・リターンは円建てで評価し、それを前提でリターンを評価する

 ・年利の計算は、投資期間の投下資本の平均の金額を分母に使用する

 ・積立の一回の投資単位は50万円とする。一括投資ははじめに5万円投資して、あとは放置。

 ・配当利回りは2%とする(本当は違うと思いますが、データを取るのをさぼりました。 そのうち、気が向いたらちゃんとしたのをアップします)

 また、参考として、S&P500のチャートを載せ、それぞれのシミュレーションの投資開示の相場環境の参考にしてください。

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25年前の1994年1月1日から投資を始めた場合

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逆イールドが発生した1998年1月1日から投資を始めた場合
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考察

全体

 ③一括投資では、投資を始めた時期によりリターンが大きく異なりますが、積立投資を行うと方法の如何を問わずリターンが一定となります。これは、大きな発見だと個人的に感じました。③一括投資だと、タイミングを計ってしまい、投資するの臆してしまうかもしれませんし、臆している間に株価が上がっていくと、結果として機会損失も大きくなります。一方で積立投資だと、タイミングは無視してただ続けるだけですから、市場環境を無視して早く始める事が重要だという事なり、機会損失も少なくてすみます。また、暴落時を未経験の方は暴落時に③一括投資を行えばよいかという意見もあるかもしれませんが、まず底値で買う事は不可能ですし、一括投資した後、さらに下落していく株価に嫌気がさして投げ売りしてしまいます。上昇局面では、また下落するのではという恐怖感から全力一括投資を行う事は心理的に不可能です。

 そうなると③一括投資でなく、そこそこのリターンを安全に得れる①or②の積立投資になります。

積立投資の方法について検討

 積立投資間で方法を変えると若干ですが、リターンが異なります。やや②基準値投資の方法がリターンがいいです。高値からスタートした場合は、リターンがマイナスとなっている日数が少ないです。リターンがマイナスとなっている日々が続くと、精神的に不安定になり、投資方法に迷いが生じやすくなり、最悪、市場から退場してしまいます。①定期積立より②基準値投資の方が、早期に多額の投資を行っているため、それが成長したため、リターンがマイナスとなる日数が減っているのかと思います。

 なお、②基準値投資が全体的に優れた投資方法のように感じますが、株価が際限なく下落すると、追加投資の額も際限なく増加しています。このため、強い意思と豊富な買付余力が必要であるという条件がある点が欠点です。また、計画的な追加投資ができず、遊んでるお金が多くなりやすい点も欠点です。

 結論ですが、積立投資である以上、それほど大きくリターンは変わらないので、ある程度の割合は一括投資を行い、残りは自身の将来計画や買付余力、好みによって積立投資の方法を検討するのが妥当だと思います。