ほとんど株 blog

資産運用ブログ

一般NISAのメリットと将来

 私は、一般NISAでVTIを積み立て投資を行っています。将来、つみたてNISA一本化されそうな雰囲気を感じながら一般NISAを使っています。

 そこに先日、金融庁から「「高齢社会における資産形成・管理」報告書(案)」 が公表されました。内容を読んでいると、「老後は年金だけでは生活費を補えないですよ」「自分で積み立ててくださいね」「金融庁としてつみたて投資などを準備してますよ」って内容でした。世間では炎上しているようですが、このブログを読んでいる方々からは別段、わかりきっていた事だし、そのため準備している方が多いと思います。しかし、NISAに関する記載を見たとき、思うところがあったので、まずは一般NISAのメリットを紹介してから、当該報告書(案)の記載を紹介していきたいと思います。

一般NISAを使っている理由

  冒頭でも紹介しましたが、私は一般NISAを使っています。理由は、以下の通りです。

自由に投資先を選ぶことが出来る

 つみたてNISAは、投資信託からでしか投資先を選ぶことができません。このため、自分でポートフォリオを自由に組もうと思っても、それができません。また余分な経費が掛ります。

 仮に楽天VTIだと経費率が0.3%程度と言われていますが、VTIの配当率が2%とすると約15%の税金がかかっているのと同じになります。米国の源泉徴収10%とこの15%を合わせて25%も配当から控除される事になります。

 仮に楽天VTIをつみたてNISAで投資していると、配当は通常通り課税され、売却時は課税されないという事になります。配当生活を目指し売却を前提としない場合は全く意味がなくなります。

 一方で一般NISAを選ぶと本場VTIで投資することができ、配当は米国源泉徴収10%のみで完結。万が一、配当生活を行っている中で売却の必要性が出て、売却した場合も売却益は非課税になります。

 よって、つみたてNISAで選ぶことができる投資信託の経費率が高いため、NISAの非課税のメリットが薄く、一般NISAの有利であるようにも見えます(厳密には投資信託の配当再投資分の売却のメリットは無視していますが)。

投資金額

 つみたてNISAは年間40万を20年で、合計800万円の投資が可能です。

 一方で、一般NISAは年間120万を5年間で、合計600万円の投資が可能です。

 各人の投資できる資金の余力にもよりますが、当該余力が大きい場合は、一般NISAの方が有利だと思います。一般NISAの投資金額のMAX値600万円をつみたてNISAで超えるためには、15年かかります。一方で、一般NISAは600万円を5年で投資できます。10年もあると7%で複利で増やすと一般NISAの600万円は1,200万円になります。つみたてNISAは投資金額という面で、あまりにも不利といわざる得ません。

当該報告書(案)のNISA等の記載

 以上の理由により、一般NISAを選考している私ですが、当該報告書(案)について、投資の税制優遇について以下の記載があり、がっかりしました。

・・・長期に亘る資産形成を支援する制度として、税制面で一定の優遇が行われている「つみたて NISA」と「iDeCo」がある。

 「つみたてNISA」と「iDeCo」の記載しかありません。両制度に更に「等」とかつけていません。さらにほかの文面でも一般NISAについてはほとんど触れられていません。つまり、金融庁は一般NISAをあと5年程度で廃止し、つみたてNISA一本化にするつもりなんだという事がわかりました。 

将来の投資方針について

 そうは言っても、一般NISAは今年度分を含め、最悪廃止までの期間があと5年の期限があります。一般NISAで投資を行っていき、仮に制度が廃止された場合は、不本意ながらつみたてNISAに変えようと思います。