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ナルミヤ・インターナショナル(9275)はショッピングモールが好調な人気子供服ブランド

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ナルミヤインターナショナルの個別銘柄の分析を行っています。現時点の指標を見ているとそこまで割安な感じはしませんが、そこは今後の成長率を加味して判断すべきだと思うので、基本的な情報を確認し、成長率を検討していきたいと思います。なお、成長率の結論は当記事の最後に記載しています。

基本情報

会社名

ナルミヤインターナショナル

事業内容

小売業

決算期

2月

証券コード

9275

創立年月日

2016年

上場年月日

2018年

時価総額

139億円

売上

269億円(2018年2月)

純利益

7億円(2018年2月)

従業員数

935人(2018年2月)

株価および一株情報

株価

1,266円

予想EPS

184.67円

予想PER

6.85倍

予想DPS

30.85円

予想配当利回り

2.4%

但し、EPSは、今期抱合せ株式消滅差益が約9億円発生しているので、それを割引と純利益10億、予想EPS100円、予想PER12倍ちょいになるのではないかと思います。

また、配当性向は30%程度との記載があるので、利益成長に伴い、増配が予測できます。

なお、株主優待は現在ありませんが、検討しているとの社長コメントがありましたし、一度目の上場時には設定されていたので、近い将来設定されるかもしません。

PL推移

単位:千円

 

売上

経常

純利益

2014

16,365,234

92,147

0.6%

-23,392

2015

17,760,441

749,552

4.2%

557,344

2016

20,700,971

868,939

4.2%

705,847

2017

23,474,284

892,076

3.8%

709,801

2018

26,954,523

1,280,215

4.7%

760,276

2019

29,700,000

1,505,000

5.1%

1,802,000

成長率

 

売上

経常

2014

 

 

2015

8.5%

713.4%

2016

16.6%

15.9%

2017

13.4%

2.7%

2018

14.8%

43.5%

2019

10.2%

17.6%

四半期PL推移(3か月)

 

 

売上

売上総利益

営業利益

2018

1Q

6,032,882

 

395,944

 

2Q

6,142,127

 

-17,083

 

3Q

6,596,330

 

554,942

 

4Q

8,183,184

 

471,171

2019

1Q

6,613,279

3,835,048

424,183

 

2Q

6,607,033

3,215,446

-156,177

 

3Q

7,185,091

4,278,963

669,796

 

4Q

9,294,597

N/A

567,198

2019年4Qは会社の業績予想になっています。

また、当年度の業績予想を達成するためには、4Qの業績は少しきつそうだと感じていいましたが、業績の下方修正が行われましたね。元々、過大な業績予想でしたので、下方修正が行われても、立派な業績推移だと思います。きっとIPOで株価を吊り上げたかったのかなぁと感じました。なお、月次売上概況では売上が前年比で110%を超えているので、過去からの業績推移も考慮し10%程度の成長を今後も続けていく可能性はあると思ってもよいようにも感じます。

事業内容

ナルミヤインターナショナルは、設立は2016年ですが、これは企業再編の結果による結果となっており、前身は1952年に設立された古い会社です。2005年ごろに一度上場していたようですが、当時は百貨店を通じての販売に強みのみしか強味がなく、百貨店業界の不況もあり、業績不振に見合い、上場廃止になったそうです。

上場廃止後、サプライチェーンの見直しやショッピングモールへの進出、高級ブランドから中価格帯のブランドの創出を行い、2018年9月に再上場に至りました。

主なブランドは、子供服の特に女子を中心としたメゾピアノアナスイミニ、LOVETOXIOなどがあるそうです。

業績の推移をみていると、売上高が前年比で10%~15%程度の成長を遂げています。利益は、順調にそれ以上の成長を遂げています。今期に至っても売上高は10%成長を達成しています。

その他指標

その他の指標として、店舗の増加率を見ていこうと思います。

 

2014

2015

2016

2017

2018

2019

成長率

百貨店

579

573

565

575

589

587

 

成長率

 

-1%

-1%

2%

2%

0%

0%

 

 

2014

2015

2016

2017

2018

2019

成長率

ショッピングセンタ

50

63

94

117

141

152

 

成長率

 

26%

49%

24%

21%

8%

26%

 

 

2014

2015

2016

2017

2018

2019

成長率

アウトレット

15

16

18

19

19

20

 

成長率

 

7%

13%

6%

0%

5%

6%

 

 

2014

2015

2016

2017

2018

2019

成長率

合計

644

652

677

711

749

759

 

成長率

 

1%

4%

5%

5%

1%

3%

やはり、ショッピングセンターの成長が著しい事がわかります。今年度の出店は物足りない感じがしますが、この情報は上場時のデータのため、少し古い情報です。今年度は月次売上概況を見ていると20店舗増となっていますので、成長の勢いは減っていますが、まぁ大丈夫でしょう。では、成長余力を見ていこうと思います。以下の資料があったので、そのまま添付します。

 

毎期30億円のトップラインを伸ばす。引き続き成長ドライバーとなるショッピングセンターへの出店を毎期20店舗を目安に続ける。既存店に20店舗加わることで、毎期20億円の増収を見込む。

ECについては、PCサイトが中心とする画面構成だったが、スマートフォンインターフェイスを改善し利便性を高めたことから、実績として10億円の増収に寄与している。売上高比率を20%に高め、毎期10億円ほどの増収を目指す。

アパレルから「コト」のサービスに広げていく。19ブランドの商品ラインと記念写真を組み合わせる。我々が撮った写真を当日に渡していくサービスを展開する。9月中に「マリン&ウォークヨコハマ」の100坪を超える大型スタジオを開設し実験を始める。中長期的には50億円以上のサービスを展開できるのではないかと考えている。

3段落目の「コト」のサービスは上手くいくかわかりませんが、既に行っている事業、出店とEコマース拡大による増収で30億円を見込んでいるとあります。これを前提に今後の成長率を見積もると、以下の通りになります。

 

2018

2019

2020

2021

2022

2023

成長率

 

2月末

2月末

2月末

2月末

2月末

2月末

平均

売上

269

299

329

359

389

419

 

増収額

30

30

30

30

30

30

 

増益率

11%

10%

9%

8%

8%

7%

8%

以上により、今後も少なくとも8%程度の売上成長率が見込めると考えられいます。利益について、新規事業でコスト高にならない限り、もう少し成長することが期待できるかもしれません。