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アルテリアネットワークス(7199)の個別銘柄分析

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今回は2018年12月に上場したアルテリアネットワークスの分析を行っていこうとおもいます。同社の事業内容や業績分析を通じて、現状の株価がどれほど割安か、または株価下落した際、購入するに値するかを検討したいと思います。

基本情報

会社名

アルテリアネットワークス

事業内容

その他金融業

決算期

3月

証券コード

7199

創立年月日

2015年

上場年月日

2017年

時価総額

640億円

売上

475億円(2018年3月)

純利益

71億円(2018年3月)

従業員数

698人(2018年3月)

株価および一株情報

株価

1,254円

予想EPS

97円

予想PER

13倍

予想DPS

48円

予想配当利回り

3.8%

配当性向は50%程度をめどに考えているそうです。

PL(3か月)推移

 

 

売上高

売上原価

売上総利益

SGA

営業利益

当期純利益

2018

1Q

 

 

 

 

 

 

 

2Q

23,133

15,441

7,692

3,587

4,105

2,487

 

3Q

11,719

7,774

3,945

1,857

2,088

1,390

 

4Q

12,735

9,176

3,559

1,893

1,366

1,035

2019

1Q

 

 

 

 

 

 

 

2Q

23,765

15,924

7,840

3,717

4,123

2,522

 

3Q

12,300

8,266

4,035

1,752

2,283

1,359

 

4Q

12,148

 

 

 

1,448

1,278

2018年および2019年1Qに数値がないのは、上場間もないため、数値が開示されていないためです。このため、2Qのみ累計値になっています。また、2018年4Q数値は会社予想値になっています。このため、売上原価などが空白になっています。

PL(3か月)成長率

 

 

売上高

売上総利益

営業利益

2019

1Q

 

 

 

 

2Q

3%

2%

0%

 

3Q

5%

2%

9%

 

4Q

-5%

 

6%

4Qが会社予想値とすれば、若干の成長が見られます。しかし、売上成長率<売上総利益成長率となっているため、原価率は悪化しています。

事業内容

提供サービス

同社は、インターネット接続サービスをBtoBおよびBtoCに行っている会社です。このサービスを提供するため、光ファイバーを日本国内に自社で敷設し、国内の広範囲をカバーています。なお、都市部はデータ量がおおく収益性も高いため、集中的に投資されています。

主なサービスは、①インターネットサービス、②ネットワークサービス、③マンションインタネットサービスを展開しています。

①インターネットサービスとは、おもに中小企業向けに提供されているインターネット接続サービスです。またIP電話サービスも提供しています。

②ネットワークサービスとは、情報セキュリティを高めるサービスです。主に特定の2地点間を結ぶ回線サービスでは専用線サービス、VPNサービスを展開しています。

③マンションインターネットサービスとは、名前の通り、マンションを対象に提供するインターネットサービスです。国内№1シェアを誇っています。

沿線

当社は、1997年に丸紅が総合情報通信サービスを展開するために設立された子会社が前身となっています。その後、法人データ通信サービスやICT関連ビジネスの拡大推進のため様々な会社と合併を繰り返し、2016年にアルテリアネットワークスが設立されました。

中期経営計画

中期経営計画が発表されていたので、内容を見てみます。

記載内容の要約

事業環境として、ビッグデータ・IoT の普及、動画視聴等 の拡大を背景に、国内データトラフィックは増加の一途辿っています。一方で当社のサービスは高品質であるとの評価がなされているそうです。

この評価をもとに市場環境を上回る売上成長を目指しているとのことです。

当社は設備投資が大きく、固定費が大きい企業です。一方で、既に全国に自社保有のネットワークインフラを構築しており、新規の投資がそれほど多く必要でないとの事です。このため固定費は一定で維持し、売上が増加できる、また規模拡大によるスケールメリットがはたらき変動費も低減できます。このため、利益率が改善することにより利益増加が図れます。

所管

中期経営計画では、売上増加を図り、それにより利益率改善を目指すとあります。実際、経営数値を見ていると、売上はたしかに微増です。しかし、粗利益率は悪化しています。これはたまたま一時的な要因で悪化しているのか、または当社の提供しているサービスが値下げ圧力がかかり収益率が悪化しているのかわかりません。ただ、新サービスを提供している旨の内容が業績分析の項目に記載されていたので、新サービスが収益率が低いのかもしれません。とにかく原因はわかりません。

まとめ

株価はそれほど高い感じはしませんが、当社の成長率の低さ、また中期経営計画の実現の不透明さを感じます。これを勘案して4%弱の配当利回りがよいかどうかは、人によって異なるような気がします。